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吾輩は主婦である(わがはいはしゅふである)は、2006年5月22日から7月14日までTBS系列「愛の劇場」(月-金13:00~13:30)で放送されていた昼ドラマです。「木更津キャッツアイ」や「タイガー&ドラゴン」で知られる人気脚本家の宮藤官九郎が初めて昼ドラマの脚本を手掛けた作品でもあります。

矢名みどり(斉藤由貴)はごく普通の専業主婦。学生時代のミュージカル研究会の友人で、レコード会社に勤務する矢名たかし(及川光博)と結婚し、2人の子供が生まれて幸福な生活を送っていた。しかしあることがきっかけでビンボー生活に陥り、マンションを引き払って、たかしの母・ちよこ(竹下景子)宅に転居……さらに苦労の中、あまりにお金のやりくりに頭を悩ませたみどりに夏目漱石の魂が宿ってしまう。

斉藤、及川、竹下は、いずれも昼ドラマは初出演である。なお、斉藤は「NHK朝の連続テレビ小説・はね駒(1986年度上半期)」以来20年ぶりの帯ドラマ主演となる。TBSでの連続ドラマ出演も1990年7月の「はいすくーる落書2」以来16年ぶり。

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矢名みどり(37歳):斉藤由貴

詩やミュージカルが好きで、子供に優しく、ちょっと妄想癖のある普通の主婦。しかし夫のたかしが仕事を辞め、マンションのローンなど家計のやりくりに気を遣いすぎた結果、お守りとして飾っていた旧千円札の中の夏目漱石が乗り移ってしまう。

矢名たかし(37歳):及川光博

レコード会社に勤めていたが、ミュージカルの曲が作りたいという夢を追いかけるため退職。しかし一緒に辞めるはずだった会社の先輩に裏切られ、結局実家に引越し、郵便局員として就職する事に。漱石の乗り移ったみどり(以下「漱石」と略)に終始気をつかっている。漱石から「赤パジャマ」と呼ばれている。このドラマの唯一のツッコミ役。

矢名まゆみ(14歳):東亜優

みどりとたかしの長女。純粋で心優しい娘だが、家族の劇的な変化につい反抗的な態度を取ってしまう事も。特にたかしに対してきつく当たる事が多い。清水圭の大ファンで、ファンレターの返事をみどりたちはボーイフレンドからのラブレターと勘違いした。

矢名じゅん(9歳):荒井健太郎

みどりとたかしの長男。お母さん思いの優しい息子で、漱石も最初は「バカヅラ」と思っていたが、次第に情が移ってしまった。じゅんも漱石の乗り移ったお母さんを変わらずに慕っている。すみれ先生からは優秀だと高く評価されている。

やすこ:池津祥子

ちよこが営む古本屋・やな書房の向かいでクリーニング屋「やすこちゃん」を経営。しかし家事は全て夫のひろし任せで、しょっちゅう矢名家に入り浸っている。スナック「ふきでもの」で近所の不良主婦と毎晩酒盛りしている。漱石からは「なまはげ」と呼ばれている。

ゆきお:川平慈英

喫茶店「ジャンバルジャン」の店長。みどりとたかしが学生時代に所属していたミュージカル研究会のOBで二人の先輩。かなりハイテンションな暑苦しい性格でしょっちゅう学生時代のミュージカルを店内で演じる。みどりに漱石が取り憑いていることを信じずに「病気」と表現する。バツイチ。

ひろし:レッド吉田(TIM)

やすこの夫。かつては近所でも有名なヤンキーだったが、今はすっかり丸くなり、家事全般をまかせられている。家庭の裏ワザを相当持っており、漱石に驚かれる。ED。当初、漱石からは「でっち」と呼ばれていた。

つぼみ:能世あんな

ジャンバルジャンの店員でいつもアキバ系のメイド服を着ている。「まだまだつぼみのつぼみです」が口癖。よく矢名家の人々にきつい事を言われ、「マスタ~」といって泣きつく。みどりとたかしが在籍していたミュージカル研究会の現役部員。のちに店をやめ、キャバクラで働くが、ゆきおが常連客としてつきまとう。

すみれ先生:原史奈

じゅんの小学校の担任。じゅんの作文に「まあまあです」という評価を与えて漱石を激怒させた。最初は漱石から「美しいが化粧が濃い」と思われていたが、やがて漱石に惚れられてしまう。

五十嵐コウジ:坂巻恵介

まゆみの彼氏。まゆみが清水圭に出したファンレターの返事を、みどり達がコウジからのラブレターだと勘違いしたことがきっかけで、以来矢名家の人々からはいつも「清水君」と名前を間違われる。たかしからは何かと文句を言われている。一度まゆみを襲おうとしたため、ちよこに「おう! 強姦魔!」と呼ばれた。

小松徹:岡田義徳

週刊誌「女性タブン」の編集者。漱石が投稿した文章に注目し、漱石の編集者を自ら買って出た。やがて漱石著の「吾輩は主婦である」の連載担当となる。

ナレーション(みどりに憑依した夏目漱石の声):本田博太郎

「吾輩は猫である」を連載中の37歳の漱石。自分の事を「吾輩」と呼び、かなり横柄な性格をしている。現代文明にいちいち驚き、自分の小説が既に出版されている事を知って愕然としてしまう。しかし現代人との生活を経て主婦として生きる事を決意し、文豪の目線で主婦の生態を描く小説・「吾輩は主婦である」を執筆する。甘いものに目がなく、よく釣られる。

※ちなみに、漱石の妄想シーンに出てくる若き日の夏目漱石を、TBSアナウンサーの安住紳一郎が演じている。

※尚、最終回では本田博太郎が、墓地(雑司ヶ谷霊園)の管理人として出演

矢名ちよこ:竹下景子

たかしの母親。都内の商店街(早稲田周辺にある架空の商店街)で古書店を営む。夫は郵便局に勤めていたが、既に亡くなっている。かなり天然な性格で、みどりに漱石が乗り移ってもあまり緊張感がなく、たかしによく注意される。韓流スターのぺ・ヤングンの大ファン。色々なことにすぐ感動するため、漱石から「泣き女」と呼ばれている。みどりと仲が良く、「文学嫁!」「嫁詩人!」「歌嫁!」「嫁1グランプリ!」など、よく持ち上げる。

朝野匠(夜しずか):高橋一生

デビュー作「キャミソール」が芥川賞を受賞し、100万部を超える大ヒットを記録した人気作家。ペンネームは夜しずか(よる しずか)。みどりたちのマンションを買おうとする途中で漱石に喝を入れられ、漱石の書生になる。風貌は某脚本家そっくりで、「本人か?」と疑った視聴者も少なくなかった。

小暮:温水洋一

週刊誌「女性タブン」の編集者。ジャンバルジャンで出会った漱石が小説を売り込むが、酷評し、漱石に殴られる。のち、漱石著「吾輩は主婦である」が単行本として出版された際、それを紹介する雑誌の記者として再登場。

ももえ:猫背椿

たかしの妹。18歳で家を出たきり音信不通となるが、15年ぶりに矢名家に舞い戻ってくる。かなり子供っぽい性格で、男と出会っては別れるすさんだ生活を繰り返してきた。娘が二人いるが親としての責任感がなく、漱石に叱られる。

柴田:有吉弘行

ももえの夫。ももえの連れ子が自分になつくように努力していたところ、自分を見て欲しいももえにやな家へと逃げられる。しかし漱石の説教でももえは改心、復縁したため、やがてやな書房に一家で住むことに。もともとローソンの店長だったが、たかしが郵便局を辞めた後は、後任として郵便配達をしている。基本的に地味で、あまり名前を呼ばれない。

みな子:宮地雅子

ゆきおの元妻。ジャンバルジャンでのミュージカル「つぼみが花咲くとき」のラストシーンで熱唱するも、歌詞の内容に反してヨリは戻さず。26話と35話のみ登場。

中島:桐谷健太

CMの助監督。たまたま通りかかった漱石を普通の主婦だと思ってスカウトし、家庭用洗剤「ファミリーツルット」のCMに出演させる。「ちょっといいスかぁ?」「さーせーん(すいません)」などというバカっぽい口調で、スタッフから「バカ島」と呼ばれている。段取りが悪く、撮影現場に場慣れした漱石からも「バカ島! 早くカチンコ入れろ!」と怒られる始末。

飯堀:尾美としのり

ミュージカル演出家。新人に手をつけたことがきっかけで転職するが、あるハプニングがきっかけでミュージカルの仕事に戻る。役名は、宮藤の脚本によるドラマ「マンハッタンラブストーリー」で尾美本人が演じた井堀真彦(愛称:イボリー)というキャラクターのもじり。

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「家庭内デート」(やな家やなみどり・やなたかし)

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脚本・タイトル題字:宮藤官九郎

演出:高成麻畝子・坪井敏雄・木村政和・川嶋龍太郎

音楽:福島祐子

音楽プロデューサー:志田博英

制作プロデューサー:小池唯一

プロデューサー:磯山晶

協力:東通・アックス・緑山スタジオ・シティ

制作:TBSテレビ・泉放送制作

製作著作:TBS

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